
こんにちはHitouchの「T」です。
@hitouch_life
仮想通貨やフィンテック・・・
テクノロジーが経済に新しい風を巻き起こしています。
加えて、ワークライフバランスという考え方が当たり前となりました。
がむしゃらに会社のために働くだけが「働く」ということではない。
多くの人がその事に気が付き始めています。
政府も働き方改革を促進しています。
会社ではなく個人としての価値が重要視される時代になると、より一層「お金」との付き合い方が大切になっています。
そんな時代を生き抜く指針が「お金2.0」には隠されています。
Amazonリンク お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
[ご注意]本記事はネタバレを含みます。
Contents
お金を使いこなすという事
お金は「ツール」として「使いこなす」事が大切です。
お金を使っているだけでは、結局お金に縛られた人生を送ることになります。
それは現代人だけの悩みではありません。
歴史的に見ても多くの人間はお金に縛られた生活を送ってきたのです。
もちろん現在もまだまだお金に縛られています。
僕たちは気づく必要があります。
お金は「道具」であるという事に。
お金に対する「偏見」に。
ボーダーレスとジェンダーレスと?

現代はボーダーレスの時代です。
ジェンダーレスも当たり前です。
僕は男性なのですが、美意識が高く美しくありたいと思っています。
かなり女性的な部分もあると思います。
でも女性専用車両には乗れません。
なぜでしょう?
何か縛られている気がします。
僕の男性としての外見への「偏見」がある気がします。
「ねぇねぇお母さん。僕はなんで女性専用車両に乗っちゃいけないの?」
「なんでアムロがシャア専用ザクに乗れないか考えてごらん。分かるでしょ?」
「いや・・・ちょっと何言ってんのか分かんないです。」
ボーダーレスやジェンダーレスと言いながら、偏見や思い込みは沢山あるんだと思います。
女性専用車両についての議論だと「偏見」という言葉がイメージし易いのですが、お金への「偏見」となると難しいです。
なぜなら「お金」に対する偏見のほとんどが「お金持ち」に対する「偏見」に変換されるからです。
僕たちが本書を読んで変える必要があるのは「お金」に対しての偏見です。
ボーダーレス・ジェンダーレス・メールアドレス・ブエノスアイレス・アリストテレス・ウエディングドレス・エクスプレス・シュガーレス・マットレス・キャッシュレス・・・
僕はいつもボーダーレスな思考回路を持ちたいと思っています。
お金に対してももちろんそうです。
本書を読んでまずはお金に対する思い込みを捨てましょう。
難しいことはその後です。
資本主義とモンハン主義
価値を効率的にやりとりするための手段として生まれた「お金」は、やがてそれ自体を増やすことが目的に変わっていきます。
−佐藤航陽(お金2.0)-
なんだか虚しいような気もしますが・・・
資本主義におけるお金の重要性を考えると、必然な流れだと佐藤さんは語っています。
僕はこれを読んだ時に「モンハン」を思い出しました。
モンスターハンター/モンハン

モンスターを狩り、モンスターから素材を剥ぎ取り、その素材で武具を作って、さらに強いモンスターと戦う・・・それがモンハンというゲームです。
オンラインでプレイしていると、たまにこんなプレイヤーに出会います。
「戦わず」して「討伐した後」に「素材だけ」剥ぎ取りに来る・・・
これってどうでしょう?
本来は「モンスターとの戦い」を楽しむゲームです。
もちろんいいんですよ!楽しみ方は人それぞれです。
でもですよ!
冷静に考えて下さい。
モンハンは狩りを楽しむゲームです。
狩るために強い武器が必要であり、そのために良い素材が必要なわけです。
「戦わず」して「素材」だけ集めるってどうでしょう。
何が楽しいんでしょう?
モンハン主義における「素材」の重要性を考えれば必然の流れなのでしょうか?
お金と素材
資本主義におけるお金とモンハン主義における素材
どこか似ている気がしていたのですが、本書を読んでよりクリアになりました。
- 「お金」に縛られて「お金」を増やす事だけを目的としている人
- 「素材」に縛られて「素材」を集める事だけを目的とするプレイヤー
どちらも目的を見失っています。
価値主義という新しい思考
お金に縛られないためにはどうしたら良いのでしょう。
本書にはヒントが沢山書かれています。
ヒントの根幹を成す部分が「価値主義」という新たな思考です。
価値手技とは何か?
今後は可視化された「資本」ではなく、お金などの資本に変換される前の「価値」を中心とした世界に変わっていくことが予想されます。
−佐藤航陽(お金2.0)−
価値主義の世界では、非常に曖昧な「価値」というものを最大化させていく事が重要であると書かれています。
YouTuberにとっての価値それは人気?
人気のあるYouTuberほど、お金を失うことは怖くないが、ファンやチャンネル登録者を失うのは怖いといいます。
−佐藤航陽(お金2.0)−
「人気」という「価値」はお金以上に重要なものになりつつあります。
テクノロジーの進化によって「価値(人気)」を「お金」に変換することができるようになってきています。
このような「価値」を発見し、成長させることの重要性が本書には記載されています。
勘違いしてはいけないのですが、資本主義と価値主義は全く別物ではありません。
佐藤さんは、これまでの資本主義には手が届かなかった部分を補完していくのが価値主義なのだと主張しています。
一見曖昧な「価値」というものにフォーカスしていくことで「お金に」縛られない人生を見つけてみたい。
本書を読んだ今、僕はそう思っています。
【6172】メタップス

本書を書かれた「佐藤航陽」さんが代表取締役社長を務められているのが「メタップス」という会社です。
タイムバンク

メタップスの手がけるサービスの一つに「タイムバンク」というものがあります。
タイムバンクは「時間」を売り買いできる取引所です。
スマホアプリで簡単に登録できて時間をトレードできます。
僕も実際に活用しています。
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あとがき
本書を読んだ率直な感想は「スッキリした」です。
誰にでも「見えている」お金。
しかしほとんどの人は「見て」いない。
誰もが「知っている」お金。
しかしほとんどの人は「理解して」いない。
見てないから気が付かない。
理解していないから言葉にできない。
本書を読むことで「すぐ近くにあったけど見えていなかった大切なもの」に気づくことができます。
あとは行動すること
空想は知識より重要である。
知識には限界がある。
想像力は世界を包み込む。
大切なのは、疑問を持ち続けることだ。
神聖な好奇心を失ってはならない。
−アインシュタイン(お金2.0)−
「好奇心」を絶やさずに行動することです。
行動することはとても重要です。
参考 挑戦が怖い?成功したい?じゃあとりあえずこれを読んでみてよ!
謝辞
本書の力でより多くの人が価値を求めて動き出すことになるでしょう。
動き出した人たちはそれぞれの価値を創造するでしょう。
佐藤さんが自身の考えを一冊の本にまとめていただいたおかげで、世界が変わるのではないでしょうか。
本当にありがとうございました。
最後になりますが「はじめに」に記載されている、佐藤さんの願いを引用させていただきます。
本書を通して、お金や経済を「ツール」として使いこなして自分のやりたいことを実現できる人が増えることを願っています。
−佐藤航陽(お金2.0)−
Sincerely,
Hitouch「T」
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