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医療・科学の話

薬学博士が新型コロナについてガチで調べるとこうなる【COVID-19】

序論

今や新型コロナウイルス感染用の驚異は世界中に広がっている。中国や日本などのアジア圏に留まらず、米国や欧州からも多数の感染者が報告されている。

一方、マスコミの報道やオンライン上の情報はお世辞にも『まとまっている』とは言い難く、毎日のようにマスコミに登場する“専門家”は本当に専門家なのだろうかと感じるような意見を述べている。

そこで本記事では、薬学の博士号を有する筆者が、様々な論文から抽出したデータをもとに、新型コロナウイルス感染症について紹介していきたいと思う。

免責事項

本記事に書かれたことは、あくまでも筆者が個人的に調査した結果をもとに自身の考えを論じたものである。

筆者が所属する団体の意見を反映したものではなく、無論薬学の品位を汚すものではない。

COI

本記事に貼られている広告はグーグルアドセンスである。そのため筆者はGoogle(アルファベット)との利害関係を有する。

本記事において、論文へのリンクはアフィリエイトリンクではなく、論文掲載サイトへの通常リンクである。

本サイト全体では様々な広告を利用しているため、より詳しい免責事項はこちらの記事をご確認いただきたい>>免責事項

コロナウイルスとはなにか?

コロナウイルスのうち人に感染するウイルスは7種類見つかっている。

その中のひとつが新型コロナウイルス(SARS-CoV2)である。

残りのコロナウイルスのうちの4種類は、一般的な『かぜ症候群(風邪)』の原因の10〜15%を占めている。

また、残りの2種類は『重症急性呼吸器症候群(SARS:2002年流行)』と『中東呼吸器症候群(MERS:2012年に流行)』である。

参考>>厚生労働省サイト

大半の人はSARSやMERSと聞いても何も感じないかもしれないが、感染対策に携わる“専門家たち”の記憶には新しい。

筆者も当時は院内感染対策チーム(ICT)に所属していたため、様々な対策会議を設けマニュアルを整備するなど、『地域医療を守るため』に精力的な活動を行った。

パンデミック(大流行)とはなにか?

細菌やウイルスなどの感染が拡大した状態をパンデミックという。

過去のパンデミック事例としては

  • 1918年のスペイン風邪(5000万人)
  • 1957年のアジア風邪(110万人)
  • 1963年の香港風邪(100万人)
  • 2003年のSARS(774人)
  • 2009年のインフルエンザH1N1(57万人)
  • 2012年のMERS(858人)
  • 2014年のエボラ出血熱(1万人)

などがあげられる。

*エボラは感染者約3万人に対し1万人が死亡している

今から100年前の1918年には、世界で5000万人が死亡したスペイン風邪がパンデミックを起こした。スペイン風邪の正体はインフルエンザH1N1だということがわかっている。

参考>>https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/12/1/05-0979_article

そして今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、すでに世界で3000人を超える人が死亡し、今もなお急激な勢いで流行を拡大させている。

新型コロナウイルスの死亡率は?

新型コロナウイルス(2019-nCoV)の死亡率は地域によって異なる。

武漢では18%と報告されていた致死率であったが、中国以外では1.2-5.6%であり、全患者では0.8−0.9%と報告されている。

参考>>https://www.imperial.ac.uk/mrc-global-infectious-disease-analysis/news–wuhan-coronavirus/

エボラ出血熱の致死率は50%を超えるため、新型コロナウイルス感染症の致死率は低いように感じるかもしれないが、季節性インフルエンザの死亡率が0.1%未満であることを考えると、新型コロナウイルス感染症の死亡率は高いともいえる。

しかし、ワクチンも治療薬も発見されていない状態で、死亡率が1%を下回っていることは、細菌(ウイルス)との長き戦いの歴史の中で人類が学び成長した証ではないかと考える。

中国では流行が終息に向かっている!?

画像>>https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2762130

オレンジの棒グラフがCOVID-19と診断された症例数を示している。中国での症例数が徐々に落ち着きをみせていることから、新規診断数は右肩下がりのカーブを描いていることが確認できる。

日本の感染者数は?

一方、日本においては依然として右肩上がりに新規患者が発生しており、『今が大事な時』と政府が躍起になっていることも頷ける。

なお、日本の感染者数に関してはこちらのサイト(>>新型コロナ感染者数マップ)が参考になる。(上記画像もお借りした)

世界的にパンデミックを終焉させることは可能なのか?

画像>>WHO

774人の死亡者を出した驚異的なコロナウイルスの一種であるSARS(先に紹介)の場合、見事に封じ込めに成功している。

SARSの終息に貢献したのは、ウイルス検査、感染者の隔離、水際対策、標準予防策(手洗いうがい)など文字通りの『封じ込め』であり、新型ワクチンの開発や画期的な抗ウイルス薬の登場ではない。

そのため、COVID-19においても、公衆衛生の徹底が最も重要となる。新薬を実臨床の現場に届けるためには何段階もの臨床試験が必要となるため、まずは感染者を増やさないことに注力する必要がある。

とはいえ、今回の新型コロナウイルスがSARSと大きく異なるのは初動だ。

SARSが感染者8000人で終息したのに対して、新型コロナウイルスの感染者は既に10万人達することが推測されており、感染が確認されていない潜在的な感染者を含めると、さらに数字は膨れ上がる。>>https://www.who.int/dg/speeches/detail/who-director-general-s-opening-remarks-at-the-media-briefing-on-covid-19—5-march-2020

すなわち、基本的な公衆衛生だけで封じ込められるレベルを超えている可能性があるということだ。

今の我々にできることは、これ以上感染を拡大しないために、冷静になり公衆衛生を徹底することだ。

新型コロナウイルス感染症の症状は?

参考>>https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2761044

JAMAに掲載された論文によると、感染者の主な症状は以下の通りである。

  • 発熱
  • 倦怠感
  • 呼吸困難
  • 頭痛
  • 下痢
  • 筋肉痛

症状だけでは分からない

COVID-19も通常の肺炎(コロナウイルスやインフルエンザウイルス)と同様の臨床症状であり、COVID-19をスクリーニングするには接触ルートを探るしかない。

しかし、接触ルートが無制限に拡大してしまった状況下においては、一般臨床医がスクリーニングを行うことは不可能に近い。

上記症状に当てはまったからといって誰もがCOVID-19というわけではない。大半が通常の風邪と診断される。加えて、発熱・咳・痰の症状があるからといって保健所に相談する患者はまずいない。潜在的な感染者が受診するのは、通常のクリニックになるだろう。

つまり、症状での鑑別が難しい以上、感染ルートが絞りきれなくなってしまえばスクリーニングが不可能になるため、人の動きを制限するしか方法はないということだ。

新型コロナウイルス感染症の治療方法は?

現状ではCOVID-19に対する有効な治療方法はない。

しかし、これはCOVID-19に限ったことではなく、風邪にも有効な治療方法はない。(インフルエンザにはノイラミニダーゼ阻害薬が存在し、細菌感染症には各種抗菌薬が存在するが、風邪そのものに対する治療法はない)

そのため、風邪の治療とは各症状に対しての対処療法を行っているにすぎない。

対処療法とは

対処療法とは各症状(発熱・咳・痰など)に対する治療である。熱があれば解熱剤を使用し、咳があれば咳止め(鎮咳薬)を使用するといった治療だ。

*)風邪に抗生物質(抗菌薬)が使用されることがあるが、風邪の原因の大半はウイルス感染症であり、抗生物質は効果がないことが分かっている。

COVID-19に対する治療薬まとめ

COVID-19陽性と診断されている人も、一般的な風邪と同様に対処療法が行われている。

以下に現在までに判明しているCOVID-19に対する治療方法をまとめておく。

ステロイド

COVID-19 に対するステロイド治療はウイルス血症を遷延させる可能性や糖尿病等の合併症があり推奨されないと報告されている。

参考≫https://www.thelancet.com/pdfs/journals/lancet/PIIS0140-6736(20)30317-2.pdf

ロピナビル/リトナビル(カトレラ)

抗ウイルス薬であるロピナビルとリトナビルの合剤であるカトレラは、in vitro や動物モデルで MERS への有効性が示されており、COVID-19 に対してもバーチャルスクリーニングで有効である可能性が示されている。

参考≫https://www.mhlw.go.jp/content/000601417.pdf

ファビピラビル(アビガン)

ファビピラビルは効能・効果を「新型又は再興型インフルエンザウイルス感染症 (但
し,他の抗インフルエンザウイルス薬が無効又は効果不十分なものに限る)」に限定して、
2014 年3月に厚生労働省の承認を受けている。

ファビピラビルがCOVID-19に有効である可能性が示唆されており、現在中国で臨床試験が進行中である。

参考≫https://www.mhlw.go.jp/content/000601417.pdf

シクレソニド(オルベスコ)

気管支喘息の治療薬であるシクレソニドがCOVID-19に有効である可能性を示唆するケースレポートが報告されている。

http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_casereport_200302_02.pdf

レムデシビル

米国立衛生研究所(NIH)は、COVID-19を対象に、抗ウイルス薬であるレムデシビルの医師主導治験を始めたと発表している。

https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT04292730?cond=COVID&draw=2&rank=6

ワクチンは?

ワクチンの開発には膨大な時間を要する。

慎重な動物実験の後、様々な臨床試験が行われたのちに臨床現場に届けられる。そのため、ワクチンが登場し、市場に安定供給されるまでには時間がかかるものと思われる。

しかし、世界的に企業や大学、研究機関が共同で創薬を進めており、人類の英知が試されているといっても過言ではない。

新型コロナウイルスの感染経路は?

新型コロナウイルスの感染経路は、飛沫感染および接触感染であり、この感染経路は季節性インフルエンザと同様である。

ウイルスを含んだ飛沫を直接あるいは手指を介して体内に取り込むことで感染が成立する。

そのため、標準予防策(手洗い・うがい・咳エチケットなど)が効果的かつ重要な予防方法となる。

標準予防策の徹底を!

繰り返すが、できることは標準予防策しかない。

人の動きを制限して監視することにも限界はあり、ひとりひとりのモラルやマナーが重要となる。

そのため、個人が『自分自身の身を守る』ためには、標準予防策が最も重要だ。

パニックにならず、冷静に、標準予防策が徹底されることを望む。

【謝辞】現場の医療従事者に敬意を表す

コロナストレスやコロナハラスメントという言葉が登場しており、マスコミでは市中感染が危惧されているが、それ以上に重要なことは医療従事者が感染しないことだ。

医療従事者は、市中で暴露するウイルス量とは比べ物にならないほどのウイルスを暴露することになる。しかし、医療従事者とてワクチンを接種したわけではなく、特殊な免疫システムを有しているわけではない。

できることは標準予防策の徹底しかない。

このような環境下で、毎日新型コロナウイルス感染症疑い患者の診療にあたり、新型コロナウイルス感染症かどうかもわからない発熱患者のケアをし続ける必要がある。

加えて、医療機関には基礎疾患を持つ重症患者が多数入院・通院しており、院内のがん患者や自己免疫疾患を持つ患者が院内感染することなど絶対にあってはならない

市中のコロナストレスとは比べ物にならないほどのストレスを抱えているであろう、現場の医療スタッフに心から敬意を表する。

医療スタッフとは医師や看護師だけではない。

CT画像を撮影し、それら機材を消毒して別の患者に使えるようにしなければならない放射線技師の苦労は想像するに堪えない。

何事もなく診療を継続し続けるために尽力している事務スタッフも同様だ。

新型コロナウイルス感染症の脅威を乗り越えるためにも、現場の彼ら(彼女ら)にこそ十分なサポートをお願いしたいと思う。

最後に

よく分からないものに不安を感じるのは当然である。

だからこそ、今我々にできることは、学び、理解し、共有することだと思う。

私にはワクチンを開発する力はない。

私には呼吸不全の患者を救う力はない。

しかし、このような形で知識をシェアすることはできる。

正しい知識が多くの人に届くことを期待する。

非常にわかりやすい動画をシェアしておくので、興味がある方はご覧いただくと良いだろう。

TED:What we do (and don’t) know about the coronavirus | David Heymann

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