
FRB(米連邦準備制度理事会)は先日のFOMCにて0.5%の利下げに踏み切りました。
新型コロナウイルス感染症の猛威によって市場は大混乱に陥っており、このまま世界的な景気後退に突入することが懸念されています。
そのため、FRBはリセッションの懸念を払拭すべく手を打ったわけですが…
市場を混乱させている張本人である『新型コロナウイルス』への具体的な対策が見つかったわけではなく、『いつまで先行きが不透明なのか』は誰にも分かりません。
たとえ各国が金融緩和政策を実行したとしても、ウイルスの脅威が消失するわけではなく、経済が活気づくとは考えにくいです。
仮に、このまま感染が拡大し、『オリンピックを中止します』『オリンピックは無観客です』なんてことになれば、日本の空気はより一層暗いものになるでしょう。
あれだけ期待に満ちたオリンピックも、今や『日本発の大金融危機』の引き金になろうとしています。
新型コロナウイルスは沈静化するのか?
とはいえ、人類も無知ではありません。
過去のパンデミック事例から学び、現在では感染対策に関するたくさんのノウハウを持っています。
新型のウイルスや細菌が登場しても、適切に囲い込んで鎮静化させる術をもっているのです。
実際に、SARSやMERSは封じ込めに成功しており、中国では新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が沈静化をはじめています。
世界が協力することで、人類全体の集団免疫が強力になり、未知のウイルス感染症にも打ち勝つことができるでしょう。
『過去はそうだった』というだけで、今回のパンデミックも終息するという保証はどこにもありませんが、終息しないと考えるのも馬鹿げています。
このままリセッション突入か?
仮に・・・このままリセッションに突入するとしましょう。
だからなに?
ですよね。
過去何度も暴落を経験している米国株式市場ですが、そのたびに回復し、強くたくましく成長を続けてきたではありませんか。
もちろん、『過去はそうだった』というだけで、今回も市場は回復するという保証はどこにもありませんが…回復しないと考える方が馬鹿げていると思います。
ということで、リセッションになったらなったで、株が安く買えるチャンスだと思えば良いだけです。
どんな時でもできることは3つです。
『勤勉に働き、節約に努め、堅実に投資する』
ただこれだけです。
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