
人生100年時代に生きる僕たちミレニアル世代は、どんな風に生きるのが正解なのでしょうか?
『FIRE』という生き方には、人生を攻略するためのヒントが存在します。
今回は、FIREという人生を紹介しながら、ミレニアル世代が幸せに生きるための方法を考察していこうと思います。
ミレニアル世代の方は、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
FIREムーブメントとは?
FIREムーブメントというのは、『Financial Independence Retire Early』の頭文字をとった造語であり、経済的に自立し早期退職する人生戦略のことです。
アメリカのJ・P・リビングストンさんが、FIREという生き方をブログで公開したところ、『ミレニアル世代』を中心とする20代・30代からの多くの支持を集め、大きなムーブメントを巻き起こしました。
今や世界的に『FIRE』という価値観が流行しており、多くのミレニアル世代が、FIREを理想の人生としています。
【ミニマリズム】ミレニアル世代の価値観
ベビーブーマー世代の子供として生まれたミレニアル世代は、ものと情報にあふれた時代と共に成長します。
しかし、長きにわたる不況と、親や上司からの『バブル的価値観』の押し売りによって、ものにあふれる生活に嫌気がさします。
多くのミレニアル世代は、高級車や高級時計に魅力を感じず、大きな一軒家を誇りにすることはできないのです。
ミレニアル世代の中にも、年収や会社での地位を誇りとし、年収を自慢し、高級車と高級シャンパンを愛する人はもちろんいます。
しかし、ミレニアル世代たちの『消費志向』が変化していることは事実です。
彼らはコスパを意識し、ミニマリズムを愛し、過度な『華やかさ』を嫌うのです。
メタ消費という考え方
ものと情報があふれる時代に育ったミレニアル世代にとっては、ルイヴィトンのバッグやシャネルの財布は、『高校生でも買えるダサいもの』です。
メルセデスのSクラスやレクサスの高級車は『おっさんの持ち物』であり、『僕たちに必要なもの』ではないのです。
買えるけどあえて買わない、必要ないから買わない、誰でも買えるから買わない。
この消費志向を『メタ消費』と言います。
ものに囲まれ、不自由なく暮らすミレニアル世代にとっては、『もたない暮らし』こそクールなのです。
ミレニアル世代にFIREが魅力的な理由
FIREを達成するためには、多くの資金が必要です。
FIREを目標とする人たちの多くはリテラシーが高いので、給料は“普通の人”よりも多く、年収1000万円以上あるのが“あたりまえ”です。
しかし、彼らは、ラテ一杯にすらお金を払いません。
FIREを達成するために、本当に必要なものにしかお金を払わないのです。
常に水筒を持ち歩き、外食を控えます。
コンビニを利用するなどもってのほか、ブランドものを気嫌いします。
これが新時代の価値観なのです。
『なんで1000万円もあってそんなにケチなの?』と思われる方も多いでしょうが、彼らには“ケチっている”という感覚は無く、『まじで必要ないから』という感じなのです。
彼らに必要なものは『自由』なのです。
FIREで手に入るもの…それは自由なのです。
FIREで手に入るものは自由である
3ステージ型の人生から脱却せよ

FIREで手に入るものは自由な人生です。
その人生設計は、従来の3ステージ型の人生とは大きく異なります。
3ステージ型の人生とは?
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)の中で提唱されている3ステージ型の人生というのは
- 勉強:-20歳
- 働く:20-60歳
- 退職:60-
このように、人生を大きく3つのステージに分ける人生戦略のことです。
しかし、医療技術の進歩は、人間の寿命を100年にすることに成功しました。
そのため、60歳で退職してしまうと、そこから40年間無給で暮らすことになります。
これはほぼ不可能です。
そのため、現在では、定年の年齢が後ろに延長し、退職してもなお働き、お金を稼ぎ、また働く…
先の見えないトンネルを進み続けるような、重い空気感が世の中を包んでいます。
この3ステージ型の人生が、既に機能していないのは明らかなのです。
じゃあどうすればいいの?
人生100年!?『長く生きる』ということ
長く生きてしまうことは避けられません。
そのためには、長く働くしかありません。
誰も金銭的には助けてくれないけれど、病気は治ってしまうのです。
さぁ・・・どうする?
『好き』や『情熱』を収益化するしか方法はない
結論としては、『好き』を収益化するしか方法はありません。
やりたくもない仕事を60年間もできますか?
いつかストレスで体も心も壊れます。
でも…“死ぬことはできません”。
僕たちは、こんな残酷な時代を生きなければならないのです。
でもね…僕たちは幸せなんですよ?
好きを仕事にできる時代
僕たちは『好き』を仕事にできる時代に生まれています。
世間体などという言葉はもはや『死語』であり、世間体を気にせず、『好き』を仕事にしている人たちが成功者となっています。
この事実を…僕たちは忘れてはいけない!
僕たちはとても幸せな時代に生まれています。
時代に介入せよ!
世界には飢餓や貧困、戦争は残っています。
でも、僕たちは『それを知ることが出来る』。
そして…
時代に介入することができる!!
FIREという理想の生き方で自由を手に入れ、その自由を使って時代に介入し、自己実現を超越した幸福を手に入れて下さい。
自己実現のその先にあるのが…僕たちの幸せなのではないでしょうか?
参考書籍
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