
16日の米国株式市場は大幅反落しました。
その下げ幅は約3000ドルです。
1日の下げ幅としては1987年以来の大幅な下げだそうです。
ここ最近『○○以来の大暴落』という見出しが多すぎて、3000ドルの下げ幅のインパクトがよく分からなくなっています。
米連邦準備理事会(FRB)が緊急利下げを実施し、市場活性化のために『ゼロ金利政策』にうって出たわけですが、これがかえって『新型コロナウイルス感染症の深刻さ』を助長するものとなってしまい、『これはもうアカン』と言わんばかりの大暴落となりました。
リセッションで日本国民の生活はどうなる?
世界景気の後退懸念は深刻で、徐々に我々一般市民の生活を蝕みはじめています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の被害が直撃している観光業や飲食業の他、外注で仕事を受注しているフリーランスの生活も厳しくなってきています。
もちろん、教育や娯楽産業なども大きな経済的損失受けていることは明らかです。
政府が救済措置を発表してはいますが、お金が無限に湧いてくるわけではありません。
消費税減税の声も聞こえてはいますが、財源が乏しくなれば先行きは一層不透明になるでしょう。
そんなことを一般人の僕が考えても仕方がないのかもしれませんが…
このままでは多くの一般人が『光熱費も払えない状況』に追い込まれるのは時間の問題です。
だからといって、これだけ“自粛モード”が根づいてしまった以上、今までどうりの生活に戻ることは容易ではないでしょう。
コロナ詐欺や暴動が…
『自分はコロナウイルス感染者だ』などと嘯いて世間を混乱させる『コロナ詐欺』をする人たちが現れました。
それだけではなく、『COVID19によって生活が苦しくなったから』という理由で犯罪に手をそめる人まで出現しています。
今の日本では、外出先で咳き込むだけで犯罪者予備軍のような目で見られるのです。
これが世界有数の先進国である日本の現状です。
どうやら新型コロナウイルスは人の心を破壊するウイルスのようです。
- マスクの買い占めや転売
- 自分だけ良ければいいという物品の独占
- 支援者のみに資源を供給する政治家
- ウイルス感染に乗じた詐欺
- 生活が困窮した人々の犯罪
- 感染者が『わざとウイルスを拡散させる』行為
- コロナハラスメント
- 人を疑う心…
そういう意味では、もうほぼ全員が新型コロナウイルスに感染しているといっても過言ではありません。
・・・
・・・
おかしいでしょ(笑)
今まで何人の人が季節性インフルエンザで死んでると思ってんだよ!
毎年毎年毎年毎年・・・
インフルエンザが流行ってるというのに、マスクもせずに病院に出入りして、その気もなく免疫力の低下した患者にウイルスをばらまいている人たちは『いくらでも存在した』んですよ!その人たちが今や我が物顔で『コロナ疑いの取り締まり』をやっていると思うと…なんだかいたたまれません。
が!
これを機に感染対策や公衆衛生に対する意識が向上し、より住みやすい日本に変化することを願っています。
日本経済に黒い影
万が一オリンピックが延期になったらどうなるでしょう?
いよいよ日本は…みたいな雰囲気になってしまいますよね。
そのために準備してきた人や、使ってきた資源はどうなります?
それを頼りにお金を借りていた人たちはどうなります?
まさにお先真っ暗…です。
日本経済が低迷することは目に見えています。
…と…多くの人は考えているでしょう。
おそらく。
だからこそ『まだ株は下がる』と思います。(個人的な意見ですが)
不謹慎な話ですが、実際に生活が困窮したホームレスが町に溢れかえるような事態になった時が…本当の底だと思います。
不謹慎な話ですが…。
本日のおすすめ書籍:利己的な遺伝子
本日のおすすめ書籍は、リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』です。
僕たちはプログラムされた遺伝子を未来へと媒介するための存在にすぎず、僕たちの思考や肉体は進化の過程で最適化され、それが未来へと受け継がれていくのです。
人間の遺伝子の先には何があるのでしょうか?
スタートレックのミスタースポックのような、合理的な知的存在なのでしょうか?
僕たちは不完全な人間だからこそ、幸福や恐れを感じるのかもしれませんね。