
こんにちはHitouchの「T」です。
@hitouch_life
すぐに誰かに話したくなる…そんな雑学を紹介しています。
今回のテーマは『カインとアベル』です。
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Contents
旧約聖書『創世記』第4章 カインとアベル

カイン:FFⅣより
カインとアベルとは、旧約聖書『創世記』第4章に登場する兄弟のことです。
アダムとイブの1番目の息子が『カイン』、2番目の息子が『アベル』です。
神様によってアダムとイブがエデンを追放された後に、ふたりは生まれたとされています。
このふたりの兄弟の話には、様々な教訓がありますので、知っておくと面白いと思います。
カインとアベルの話を分かりやすくすると…
ある日、神様はカインとアベルに捧げ物をするように命じました。
弟のアベルは、どんな捧げ物をすれば神様が喜ぶかを考え、大切にしている子羊の一匹を捧げることにしました。
一方兄のカインは、何を捧げれば自分が一番困らないかということを考えて、捧げ物を選びました。
結局カインは果物と穀物をいくらか捧げることにしました。
すると神様は当然…アベルの捧げ物を気に入りました。
アベルは神に認められました。
嫉妬に駆られたカインは、なんと弟であるアベルを殺してしまいました。
褒美をやろうと、神様がアベルを探しに来ましたが、アベルは見つかりません。
神様はカインに『アベルはどこにいるのか?』と尋ねました。
するとカインは「知りません、私は弟の番人でしょうか」と答えました。
…カインのしたことを神様が見破るのには、時間はかかりませんでした。
罰としてカインは呪いをかけられました。
その呪いは、『土を耕しても作物はできず、死ぬまで地上をさすらうべし』というものでした。
カインは神様に言いました。
「さすらうものになれば、私はいずれ出会う人に殺されるでしょう」
カインが殺されることすら許さなかった神は、カインに『印』をつけて、何人もカインを殺せないようにしました。
カインは『土を耕しても作物はできず、死ぬまで地上をさすらう』ことになりました…とさ…。
カインとアベルの話の解釈は?
この話には様々な解釈があるそうです。
カインにつけられた『印』が何か?ということは明記されておらず、顔の“あざ”だとする説や、赤毛だとする説もあるそうです。
また、黒い肌だという説も存在し、黒人奴隷を正当化するのに利用されたととも言われています。
アベルはというと、兄に殺されそうになっても、何の抵抗もしなかったとされており、平和主義の象徴とされています。
あとがき

嫉妬という感情は誰にでもあります。
羨ましい…
妬ましい…
対象が身近な人であればあるほど…嫉妬してしまうのが人間です。
旧約聖書に記される遥か古代から、人間の本質は変化していないようです。
『人が喜ぶことをしなさい』
そんな綺麗事をいわれても、頭では分かっていても、自分の利益を優先したくなるのが人間です。
カインはとても人間らしい人間だと思います。
また、神様がカインにかけた呪いも印象的です。
神様なんだから『針千本飲ます』でも『72時間体を切られ続ける』でもいいんですよ。
でも…神様が選んだ呪いが『結果の出ない、先が見えない、やりがいのない労働』です。
しかもその労働から逃げ出すことができないように、ご丁寧に印までつけられて…
失礼かもしれませが、35年ローンに縛り付けられ、何を生み出しているかも分からず毎日満員電車にゆられる“おじさん”が頭に浮かびました。
カインとアベル…
なんだか考えさせられる話ですね。
…ていうか、神様が『捧げ物をしろ』って言うんだ…
神様もいろいろと大変なのかな・・・?
『今日誕生日なんだけどな…』って自分で言うのって結構恥ずかしいですよね。
まぁいいんですよ…
神様なんだから…
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Sincerely,
Hitouch『T』
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