
2020年3月9日(月)
為替の急激な円高や石油価格の大暴落などが同時多発的に起こりました。
言わずもがな日経平均もクラッシュし、それに呼応するかのようにさらに円高が進行。
フラッシュ・クラッシュのような急激な円高が市場を直撃し、一瞬にしてドル円相場は101円台まで円高となりました。
Twitterのトレンドには『ロスカット』の文字が並び、大小様々なロスカット報告がなされています。真偽のほどは分かりませんが、Twitter界隈はあまりにも無残な状況です。(本記事にリンクすることを躊躇するレベルです)
もちろん僕もFXによって大打撃を受けてロスカットしています。
恐怖を感じるほどのレバレッジをかけてはいけない
僕は今回のフラッシュ・クラッシュで、なんとも言えない恐怖を感じました。
常に証拠金に余裕を持って運用しており、101円台に突入してもまだ証拠金に余裕はあったのですが、相場の不安定さに対する恐怖が尋常ではなく、すぐにポジションを手放したい気持ちに駆られました。
まさしく狼狽売りです。
こんなにも握力がなくなるものかと自分でも驚きました。
兎にも角にも…
恐怖や不安を感じるほどの投資はすでに投資ではなく、下げ相場で狼狽してしまうような運用をしてはいけないということを身をもって学びました。
FXなどのトレードの利益は大きく、あっという間にお金は増えていきます。
しかし、同じくあっという間に全てが吹き飛びます。
わかっていてもやめられない…それが人間ですね。
下がったところで買い戻すなんて不可能
コロナショックで学んだことはもうひとつ…。
下がったところで買い戻すなんて不可能だということです。
どこまで下がるのかわからない以上、レバレッジをかけた状態でナンピン買いを続けることは自殺行為です。
現物のみの運用であっても、バイ・アンド・ホールド戦略は口で言うほど簡単ではなく、様々な心理的欲求と戦わなばなりません。
よほど人間離れした合理性の持ち主でなければ、自分の決めたルールすら守れないのです。
それが人間です。
だからこそ、僕のような“クソダサい自称投資家”は、自動買付などのシステムを利用して、定期的に、機械的に、淡々とインデックスファンドを買い続けるのが一番です。
まとまりのない記事ですみません。
今回の暴落を経験して、もう一回り成長したクソダサい自称投資家になれたらなぁ…なんて思います。
グッドラック・・・。