
▼前回までのお話▼

こんにちはHitouchの「T」です。
自分の家族に「つみたてNISA」をすすめるならどうするか。の第2話です。
プロフィールにもあるように、僕が投資を始めたきっかけは「かっこいいから」です。
しかし、家族にすすめるにはそれなりの理由が必要だと思います。
そこで考えた理由が、「投資をしない理由はない」です。
だからといって、ただ闇雲に株を買えば良いわけではありません。
本記事では「つみたてNISA」を使って、「平均点」を出すための方法をご紹介します。
*)投資は自己責任でお願いします
Contents
投資で「勝つ」ために必要な5つの項目
結論から書きます。
広く分散された、低コストな、インデックスファンドを、淡々と書い続けて、後は何もしない。
僕が「家族にすすめる」のであれば、この投資スタイルを提案します。
市場を出し抜こうとせず「平均点」を狙いに行く。
これこそが「平均を越える方法」だと勉強しました。
>>>【インデックス投資は勝者のゲーム】市場に勝つ?ために投資家がすべき行動とは
・広く分散させる
・低コスト
・インデックスファンド
・淡々と書い続ける
・後は何もしない
この5つの項目を満たす投資をする際に、「つみたてNISA」が威力を発揮します。
広く分散させる
卵は1つのかごに盛るな
投資格言
どんな優良企業であっても、1つの銘柄に大きな資金を投じるのは、ものすごくリスクが高いです。
「任天堂」に大きく賭ければ、「スマブラ」次第では大金持ちかもしれませんが、下手をすると投資資金は一気になくなります。
今回のテーマは「家族にすすめる投資法」です。
狙うのは「大成功」でも「大失敗」でもありません。
「平均点」です。
市場全体を買っちゃえばいいんです。
日本株?

米国株?

狙うのは「世界全体」です
【VT:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF】

米国株+米国以外の先進国の株+新興国株
全世界の株式市場をぜーんぶ合わせた商品です。
いわば「世界市場」を一気買いです。
世界経済が成長すれば「VT」の価値も成長します。
株式だけの「ポートフォリオ」の場合、これ以上の分散はないでしょう。
*)債券を組み込んでさらに「分散」させてもよいでしょう
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
「世界全体の株式」を「つみたてNISA」で買う時の、具体的な商品が「楽天VT」です。
ここからは「楽天VT」に関するデータを紹介していきます。
低コスト/とにかく低い手数料と税金
「勝者のゲーム」に参加するためには、とにかくコストを低くするというのが重要です。
コストというのは「手数料」や「税金」の事です。
手数料(信託報酬)
「楽天VT」の手数料は「0.2296%程度」です。*)SBI証券
これはかなり低い手数料です。
大人気投資信託である、レオスキャピタルワークスの「ひふみプラス」は「1.0584%」です。
「楽天VT」の手数料の低さがお分かりいただける事と思います。
税金
そしてもう一つのコストが「税金」です。
通常、株式投資の「値上がり益」や「配当金」は20%課税されます。
100万の利益があっても、20万は税金として徴収されます。
いくら「リスク」をかけて投資をしても、これでは虚しすぎますよね。
そこで!「NISA」を使います。
つみたてNISA
つみたてNISAは「値上がり益」や「配当金(分配金)」が非課税となる制度です。
積立金額:年間40万まで
積立年:20年
金融庁お墨付きの投資信託やETFが対象商品です。
つみたてが嫌になったら、途中でやめることができます。
この制度を利用して、年間40万円を20年間、合計「800万」を積み立てるという戦略です。
インデックスファンド/投資信託
「広く分散された」×「低コスト」×「インデックスファンド」= 楽天VT
家族に勧めるというコンセプトですので、とにかく「シンプル」であることが一番だと考えました。
「楽天VTI」や「iFree S&P500」も魅力的ですが・・・後は家族と相談です。
淡々と買い続ける/ドルコスト平均法
市場の上げ下げは、いずれ平均に回帰します。
世界経済が成長を続ける限り右肩上がりに成長します。
・上がったらいい気になって買う
・下がったらビビって売る
という事のないように、「淡々と買い続けます」。
淡々と買い続ける方法を「ドルコスト平均法」といいます。
この方法を選択することで、買い付け額が平均値に回帰しますので、「天井で買う」というリスクを避ける事ができます。
具体的には、「毎日積立」でいいでしょう。
「毎日」でも「毎週」でも「毎月」でもパフォーマンスに差はありません。
「淡々と買い続ける」事が重要です。
あとは何もしない
買い付けの指示を出したら、「あとは何もしない」事です。
上がったからといって、売ってしまってはいけません。
安くなって買い戻せるの「かも」しれませんが、それはかなり運が良くないとできません。
狙うのは「平均点」だったはずです。
なにもしてはいけません。
相場も見ないほうがいいでしょう。
つみたてNISAで勝者のゲームをする方法
「分散」×「低コスト」×「インデックス」×「ドルコスト平均」×「なにもしない」
=楽天VTを「つみたてNISA」で毎日つみたて
これでいいんじゃないでしょうか。
証券会社は「インターネット証券」であればどこを選んでも良いと思います。
繰り返しますが、投資は低コストであることが大切です。
そういった意味でも「インターネット証券」をおすすめします。
おすすめ証券会社
おすすめの「インターネット証券」を紹介しておきます。
各証券会社の口座は「無料」で開設できます。
投資をしないにしても、口座を持っているだけで、有力な「情報」が手に入りますので、作っておいて損はないと思います。
口座開設までには時間がかかりますので、先に口座を開いておくことをおすすめします。
ちょっとめんどくさいですが。。。
このハードルを越えるのが投資の第一の難関ですね。。。
SBI証券
迷ったら「SBI」です。
サイトのわかりやすさ、取引コスト、銘柄数などなど・・・SBIを使えば「間違いない」です。
まずは「SBI」で口座を開いてみることをおすすめします。
非常に使いやすいですし、多くのブロガーさんが使い方を解説していますので安心です。
僕もSBIで「お得に」ドルを手に入れる方法を解説しています。
>>>SBI証券ユーザー必見!おすすめ【ドル転】方法のメリットとデメリットをまとめる
マネックス証券
>>>マネックス証券
米国株の取引銘柄数がすごいです。
マネックスで買えない米国株は無い!と言ってしまうと完全に誇大広告ですが、それくらい米国株に力を入れている証券会社です。
「オンラインセミナー」が充実していますので、口座を開いて「セミナー」を見るだけで、お金に関するリテラシーがどんどん上がっていきます。
僕も米国株を買う前には、ひたすら「セミナー」を見続ける日々を送りました。
「オンデマンド配信」で過去のセミナーも見れますので、これだけでものすごく価値があります。
いうまでもなく、無料で見れます。
マネックスさん。
ありがとうございます。
>>>マネックス証券
楽天証券
>>>楽天証券口座開設
MarketSpeedというアプリが使いやすいです。
MACでも使えますし、チャートも見やすいです。
このブログでも「日本株」のチャートは、いつもマーケットスピードのチャートを利用しています。
楽天カードユーザーにとっては見逃せない情報ですが、投資信託の購入で楽天ポイントを貯める事ができます。
更に!楽天ポイントをつみたてNISAで「使う」事ができるようになる「らしい」です。
Q: つみたてNISAでポイント利用は可能ですか?
現在は利用できません。
※ 2018年春以降のサービス提供とご案内しておりましたが、夏頃のサービス開始を予定しております。楽天証券ウェブサイトより
日々の生活費で貯まったポイントだけで、投資信託を「非課税でつみたてる」なんてことも可能になるかもしれません。
>>>楽天証券口座開設
あとがき
家族に「つみたてNISA」をすすめるならという事で、記事を書いてみました。
僕は「インデックス信者」ではありませんが、「インデックス投資」が最強の投資法だと思っています。
平均的であろうとすることが、平均を上回る最良の方法なのである。
インデックス投資は勝者のゲームより
この投資法は非常にシンプルであり、エレガントです。
しかし、簡単ではありません。
>>>【インデックス投資のデメリット】退屈こそ最強それゆえに脆いの話
何もしないこと。
勝ち続けるためには、これが出来る「心の強さ」が必要です。
>>>【勝ち続ける意志力】プロゲーマー梅原大吾の生き様を見よ
インデックス投資は「最強の投資」です。
自分の心に打ち勝つ強ささえあれば・・・
Sincerely,
Hitouch「T」
▼参考書籍です