米国株の話

【ヘルスケアセクター】保有者必見!抗がん剤を分かりやすく説明してみるの話

こんにちはHitouchの「T」です。

前回の記事では、「がん」と「がん治療」について簡単に説明しました。
*)復習はこちらの記事で

【ヘルスケアセクター】必見!がんを分かりやすく説明してみるの話こんにちはHitouchの「T」です。 僕たちのポートフォリオの中でも大きなウェイトを占めるのが「ヘルスケアセクター」です。 ...

今回は「がん治療」の中でも「抗がん剤治療」に焦点を当てます。

ヘルスケアセクター保持者の方必見です。

特に【BMY】【MRK】【PFE】【AZN】【小野薬品】【中外製薬】あたりを狙っている方や保有されている方の参考になれば嬉しいです。

[ご注意]
前回の記事同様先に謝りますが、投資について学んでいる途中に得た知識で記事を書いています。専門家の方のご迷惑とならない様に細心の注意は払っていますが、おかしな点があれば教えていただければ幸いです。

抗がん剤治療とは

抗がん剤による治療は「がん化学療法」と呼ばれたりします。

前回の復習になりますが、

「がん細胞を増やさないようにしちゃおうよ」

「なんならがん細胞をなくしちゃおうよ」

というのが抗がん剤治療の目的でした。

一括りに「抗がん剤」と言っても、実はいろいろな種類があります。

作用の観点から大きく分類すると、3種類に分かれます。

  • 殺細胞系
  • 分子標的薬
  • 免疫チェックポイント阻害薬

は?

っていう感じですよね。

大丈夫です。

任せてください。

この記事の目的は「分かりやすく」説明する事です。

詳しいことは良く分からないがなんとなくイメージできる状態を目指します。

ファンタジーな世界観で解説

薬の難しい事は僕も分かりませんので、ここからはイメージでお伝えしていきます。

身体とがん細胞と薬

登場するのはこの3つです。

でもこれだと分かりにくい。

身体:町

がん細胞:町にあらわれたミュータント

薬:町を守る用心棒

とイメージを変換して話を進めていきたいと思います。

ファンタジーな世界観をお届けいたします。

はじまりはじまりー。

ミュータントの出現

そこは平和な町だった。

決して裕福というわけではないが、人々は笑顔で協力し合って暮らしていた。

美しい山々と偉大な海、美しい湖に囲まれて暮らす人々はいつも幸福だった。

ある日町のはずれに住む男が、隣町から何やら怪しい液体の入った小瓶を手に入れてきた。

その液体を飲んだ男の眼は真っ赤に血走り、こうつぶやいた。

「へっへっへ、おれはもともとこんなきれいな町にうんざりしていたんだ。ぶっ壊してやりたいと思っていたんだ。やってやるぜぇ。ぶっ壊してやるぜぇ。」

男はミュータントになってしまった。

男は町に向かうと、すれ違う町の人々に「怪しい液体」を無理やり飲ませていく。

「オーッホッホッ!私だけが美しければいいのよ。美しい顔の若い娘には極太眉毛のタトゥーと肩パットを入れてさしあげるわ!」

「PS4を買ってくれないママなんて大嫌いだ。ママが知らないおじさんとお出かけしていることを先生に言いつけてやる。」

「怪しい液体」を飲まされた人々がミュータントとなって増殖していく。

ここはもう平和な町ではなくなってしまった。

用心棒

困った町の偉い人達は用心棒を見つける事にした。

リクナビで募集をかけるとすぐに3人の用心棒が面接に来た。

用心棒1:隣町のサイヤ人

オッス!オラサイヤ人だ!

ミュータントがいるって聞いたぞー。

戦けぇると思ったらオラ・・・。

ワァクワクすっぞ!!!

用心棒2:組織のスナーパー

面接など必要ない。

ミュータントとやらを殺せばいいのだろう?

そんなことより前払いだと言った報酬は振り込んだんだろうな?

用心棒3:意識高い系メンタリスト

僕にこのタスクをアサインしてくれれば、君たちはこのイシューに対してイニシアチブをとる事ができるよ。

僕は自分のマインドをブラッシュアップしたいんだ。リスクはアグリーしてるからさっ。

君たちとアライアンスを組んであげるよ。

ミュータントとの戦い

なんにせよ3人の用心棒を雇った偉い人は、ミュータントを退治してくれと依頼をした。

サイヤ人の場合

まずは隣町のサイヤ人が瞬間移動でミュータントの前に現れる。

サイヤ人が気合を入れるだけで周り一体のミュータントは消滅した。

しかし、同時に町も半分以上が消滅した。

スナイパーの場合

腕前は確かで、ミュータントを1匹ずつ素早く始末していく。

町に被害を与えず確実にミュータントだけを狙っていく。

しかし、移動車は「ブガッティ ヴェイロン」にしろ、宿泊は4つ星以上のホテルにしろ、飛行機はファーストクラスにしろとまぁうるさい。

メンタリストの場合

彼はミュータントのところへは向かわず、町で一番大きな会場に人々を集めて演説をした。

彼の言葉に魅了された町の人々は「結果にコミットするんだ!」と、自分たちでミュータントに向かっていった。

町の人々の持つ本来の強さにミュータントもひるんだ。

しかし、素朴だったはずの町の人々が「顧客のバジェットは聞いた?」「ブレインストーミングからやっていこう」など意味の分からないことを言うようになってしまった。

激戦

3人の用心棒はどいつも一長一短だった。

サイヤ人は強いが、町もボロボロになる。

スナイパーの仕事は的確だが、金はかかるし要求がえぐい。

メンタリストの言葉は町の人達自身が強くなる。しかし、町の人々は変わってしまう。

三人の用心棒は確かにそれぞれの方法でミュータントを退治することができた。

しかし、三人の用心棒にはそれぞれの問題があった。

効果も違えば副作用も違う

町の偉い人たちは、3人の用心棒をうまく使い分ける必要がある。

今もミュータントとの激戦は続いている・・・。

解説

いかがだったでしょうか。

ゲームオブスローンズのような世界観を表現したつもりなんですが。。。

*)ゲームオブスローンズを見るならアマゾンで

「町」の中で「ミュータント」と戦う「用心棒」

「体」の中で「がん細胞」と戦う「抗がん剤」

用心棒も抗がん剤も「副作用」があります

それぞれの用心棒によって副作用が違ったように

それぞれの抗がん剤で「効果」も「副作用」も異なります

殺細胞系抗がん剤

その名の通り細胞を殺す薬です。

現在の抗がん剤治療の土台を築いています。

サイヤ人として登場しました。

スーパサイヤ人ブルーの状態でかめはめ波なんか使われたら、フリーザは倒せても地球ごと吹き飛びます。

大量に使えばがん細胞を死滅させることができますが、その代わりに正常な細胞もスッカラカンになります。

分子標的薬

がん細胞だけを狙って攻撃する薬です。

スナイパーとして登場しました。

がん細胞を狙い撃ちしますので、殺細胞系抗がん剤のような副作用はありませんが、独自の副作用があります。

そしてかなりお金がかかります。

免疫チェックポイント阻害剤

自分の免疫系を高め、自分自身の力でがん細胞と戦う薬です。

メンタリストとして登場しました。

上2つの抗がん剤とは根本的に考え方が違います。

用心棒自身が戦うのではなく、町の人(自分の免疫)に力を与える力を持ってます。

副作用はもちろんあります。

サイヤ人のように町を焼野原にする事はありませんが、町の人達が洗脳されすぎておかしくなります。

つまり、自己免疫が過剰に働きすぎることで副作用が出現します。

今最も注目されている薬と言っても良いのではないでしょうか。

投資家の皆様も気になるのはこのお薬の今後でしょう。

一長一短

大切な事は、うまく使いこなすという事です。

どれも一長一短ありますので、一種類でどのがん細胞でもいけるということはありません。

組み合わせたり、順番に使ったりしながら、うまく使い切るというのがトレンドです。

 

【BMY】【MRK】【PFE】【ROG】【AZN】

数ある薬の中でも、今最も注目を集めている薬と言っても過言ではないのが「免疫チェックポイント阻害薬」ではないでしょうか。

マーケットでは以下の5社が免疫チェックポイント阻害薬で競合しています。

  • ブリストルマイヤーズスクイブ【BMY】
  • メルク【MRK】
  • ファイザー【PFE】
  • ロシュ【ROG】
  • アストラゼネカ【AZN】

医薬品別に表示します。

  • オプジーボ:BMY
  • キイトルーダ:MRK
  • バベンチオ:PFE
  • テセントリク:ROG
  • デュルバルマブ:AZN

現在進行形で多くの臨床試験が行われています。

どれが一番良いか

直接比較した検討が行われていない以上、どれが良いですという事は言えません。

例えば、MRKの「キイトルーダ」は肺がんの1次治療から使用できます

*)詳細はこちらから

【MRK】メルクの話こんにちはHitouchの「T」です。 米国株ヘルスケアセクターを代表する銘柄である、 メルク【MRK】(日本ではMSDとし...

BMYの「オプジーボ」は肺がんの2次治療からしか使用することができませんが、一番始めに市場に登場した免疫チェックポイント阻害剤ですので、ユーザーが多く副作用情報等の蓄積が進んでいます。つまり、現場の医師にとっては安心感があって使いやすいという事になります。同じ効果なら使用経験の多い「オプジーボ」にしようかな、となっても何ら驚きません。
(詳しい方へ:イピリムマブは除きます)

どの「免疫チェックポイント阻害薬」が良いかということはまだ分かりませんが、「免疫チェックポイント阻害薬」自体への期待は大きいです。

新薬に思いを寄せる患者や家族の期待。

現場で治療にあたっている医療スタッフの期待。

株主からの期待。

「免疫チェックポイント阻害薬」の臨床試験は多くの期待を背負っています。

夢の薬

副作用もなくがんが治る夢の薬!

高い薬価だけが問題で、効果も抜群で副作用もほとんどない!

みたいなネットの情報はありますが、臨床試験の結果を見ると決してそんな事はありません。

少なくともまだ現段階では「がんが消えてなくなる」という程の夢の薬ではありません。
*)夢の薬だというエビデンスはないという意味です。

しかし徐々に使い方が分かってきているのも事実です。

どういう人にどういう風に使ったら良いか?

使い方さえわかってしまえば、今までにない夢の効果が出る可能性もあります。

買付タイミング

株の売買ポイントとして僕が思っている事は、臨床試験失敗のニュースを待つという事です。

臨床試験というのは「ちょっと」した違いで最終結果が大きく変わるそうです。

仮に失敗となっても、その薬がダメな薬だという事にはなりません。

対象患者が違ったり、対象疾患が違えば結果は変わります。

下がったところで買う。少しでも利回りが良いところで買うというのが僕たちの基本戦略です。

未知の激烈な副作用が出れば市場から撤退せざるを得ないかもしれません。

一方で夢の薬となる可能性をまだまだ秘めています。

なんなら「がん」以外にも可能性はあるかもしれません。

ロシュとアストラゼネカを除く3社は国内証券会社でも売買可能です。
*)AZNはADRとして買付可能です。

長くなってしまいましたが、抗がん剤治療の大枠を説明いたしました。

がんの治療を支える製薬メーカーへの投資

そう考えると僕たちは・・・

ワァクワクすっぞ!

Sincerely,

Hitouch「T」

*)本記事は「分かりやすく」「カジュアルに」書くことを意識しています。そのため引用文献等は記載していません。本記事の内容を信じるか信じないかはアナタ次第・・・。

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