こんにちはHitouchの「T」です。
ドル高基調が継続しており、ドル円は110円にトライしています。
一方110円付近での売り圧力は強い様子で、抜けるのもなかなか厳しそうです。
正直・・・僕のトレードはトレンドに弱いです。
上手くトレンドについていくタイプのトレードが出来るようになりたいなぁ。
ということで、先日大きめのロットを損切りしましたので、その反省点を記録しておきたいと思います。
同じようなミスをされた方の参考になれば幸いです。
損切りポイントと反省点

ショートを3発重ねていき、一時は含み益が乗っていたのですが、利食いを見送ったあまり、損切りすることになりました。
今回のトレードにはいくつか、僕なりの反省点があります。
アンカリング効果
行動経済学におけるアンカリング効果が発動していました。
アンカリング効果とは、初期購入時点の情報が印象に強く残ってしまい、意思決定や判断に影響を及ぼす傾向の事をいいます。
分かりやすい例をご紹介します。
「ある高級ジュエリーショップにて」
こちらの腕時計ですと、50万円でございます。
えっ??高っ!無理無理!!
さようでございますか、ご予算はいくらほどをお考えでしょうか?
具体的には決めてないけど・・・
こちらのお品などいかかでしょう?スポーティーでお客様にピッタリだと思います。
確かにかっこいいなー。でもこれも高いんでしょ・・・。
こちらですと9万8千円でございます。
へぇぇぇぇぇ・・・!!!10万しないんだ!!そうなんだぁー!!買っちゃおうかな!来月ボーナスだしな!よし!買おう!これかっこいいもん!なかなかこんなしっくりくる時計ないよ?全然もっと高く見えるでしょ。これ10万しないんだー?へぇー!!
・・・
これは「アンカリング効果」が発動しています。
最初の「50万円」に意識が引っ張られています。
「10万円」がものすごいお値打ちに感じています。
最初からこの「10万円」の腕時計を見ていたとしたら、ここまで気に入らなかった「かも」しれません。
「アンカリング効果」は自動発動型の特性だというのが怖いところです。
トレーリングストップ

トレーリングストップというのは、逆指値の位置を価格変動に沿って変化させ、「絶対に負けない」位置に逆指値を入れる手法です。
僕は「トレーリングストップ」推進派なのですが、このトレードでは使いませんでした。
おそらく「何か」が僕の意思決定に影響を与えていたのだと思います。
「こんだけ一直線に上げたんだから落ちてくるでしょ」とかなんとか思ってたんじゃねーの??
と言われたら反論できません。
やはりトレーリングストップは使っていくべきでした。
反省点

最初の購入価格(イエローライン)で「アンカリング効果」が発動していました・・・。
その影響もあって、「星」のあたりで「トレーリングストップ」がいれられたはずなのに、使いませんでした。
結局3本目のショートの価格帯を超えたあたりで損切り・・・
その後結局「イエローライン」まで落ちてくるという・・・
こりゃ最高の「メシウマトレード」ですね。
あとがき
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僕の持つ「自動発動型の特性」をなんとかしない限り、トレードが上手くなりません。
「アンカリング効果」を使いこなすにはどうしたらいいのか。
修行の日々は続きます。
ちなみにハライチ岩井さんの、忘れ物をする能力「忘却の彼方(フォゲットtheフォゲット)」も自動発動型の能力だそうです。
Sincerely,
Hitouch「T」
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