
世の中には2種類の人間がいる。
前例を元に良い仕事をする人間と前例を壊す事を仕事にしている人間。
前者は文系で、後者は理系だ。
湯川学/ガリレオ
こんにちはHitouchの「T」です。
@hitouch_life
観察し、仮説を立て、それを検証するというのが、いわゆる理系思考です。
この理系思考というのは非常に汎用性が高い考え方です。
この考え方を身につけることで、ビジネスマンからアスリートまで幅広く、自身のステータスを向上させることができます。
【この記事に書いてあること】
・理系思考の考え方
・理系思考が導く成功法則
Contents
理系思考/理系頭脳って一体なに?

理系思考は、「観察」「仮説」「検証」のサイクルを回し続ける事です。
これは科学の分野だけではなく、何にでも応用可能です。
お母さんを毎日「観察」し、土曜日はカレーを作るという「仮説」を立て、献立をこっそり「検証」する。
これも立派な理系思考です。
ビジネスでもスポーツでも、成功している人たちは皆、理系思考のサイクルを回しています。
ブラックバス釣りは奥が深い
趣味がバス釣りという美容院のオーナーさんから、面白い話が聞けました。
ブラックバス釣りに限らず、「釣り」というのは、気温や水量、風、水中の地形、小魚の動き、様々な事象を「見て」、いまターゲットがどんな動きをしているのかをイメージするのだそうです。
実際に釣り場に行かずとも、釣り場の気候や風、水量、SNSでの報告等を見るだけで、頭の中で釣りができる。
1週間毎日頭の中で釣りをして、美容院が休みの月曜日に「答え合わせ」をするために釣り場に行く。
こんな事を言っていました。
まさに理系思考です。
様々な事象を観察し、仮説を立て、仮説をもとに実験を行い検証する。
考えて考えて・・・釣りをする。
だからこそ釣れた時は嬉しく、釣れなかった時は悔しい。
この美容師さんの店は「繁盛しています」。
美容師さんの腕やセンス、人柄があっての事だとは思いますが、「ビジネス」が成功している理由に、理系思考があげられると思います。
投資もブログも理系思考が大切
仮設を立ててそれを検証するという、理系思考のプロセスは何にでも応用可能です。
投資でも、ブログ運営でもなんにでも使えます。
但し、とても大切なことがあります。
「自分で観察し、自分で仮説を立て、自分でやる」
他人の仮説を基にしたっていいんです。
しかし、その上で自分の「意思」を乗せることを忘れてはいけません。
実際の科学も、誰かの仮説を基に、別の誰かが新たな仮説を立てます。
「有名な投資家が買っている株」を買う投資家
「有名な投資家が買っている株」に追随する、コバンザメ戦略はディスりの対象になりやすいです。
しかし、別に株を買う理由なんてこれでいいと思います。
なにも恥じることはありません。
*)僕個人の意見です
しかし、「有名な投資家が買っている株を買うとどうなるだろう」という仮説は自分で立てるべきで、その仮設の検証は「自分ですべき」です。
自分で決めるからこそ、仮説が立証された時は大いに喜び、仮説が覆された時には「新たな仮説」を生み出すことができます。
繰り返しますが、大切なことは「自分で仮説を立てて自分で検証すること」です。
他人の仮説を他人が検証しているのをいくら見ていても、面白さは分からないでしょう。
面白さが分からなければ、それはなかなか上達しません。
自分でやってみることが大切です。
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【理系思考の成功法則】観察・仮説・検証

自然界の事象を「観察」しているうちに、ある法則があるのに気づき、そこで仮説を立てる。
その「仮説」に基づいて実験を繰り返し、例外がないことが「検証」され、はじめて定説とか法則になるのだ。
理系の話大全より
観察・仮説・検証
このサイクルを回し続ける事が、成功法則だと思います。
ビジネスにおいては「PDCAサイクル」とかいわれたりします。
プランを立てて、アクションを起こす、これは理系思考に通じるものがあります。
ニュートンもただ見ていただけではない

こんな逸話が語り継がれています。
しかしニュートンは、「ただ見ていた」だけで万有引力を発見したわけではありません。
「りんごが木から落ちる」という事象を「観察」し、それを基に「仮説」を立て、様々な角度から「検証」を行ったのです。
成功するには
成功するためには、自分で観察し、自分で仮説を立て、自分で検証することが大切だと思っています。
そしてこれはとても面白いことです。
文系の皆様もぜひ一度お試し下さい。
Sincerely,
Hitouch「T」
▼参考書籍