
こんにちはHitouch(@hitouch_life)です。
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FIRE(経済的自由を手に入れてアーリーリタイア)という生き方を目標に、フリーランスとして自由な働き方を実践しています。
週80時間労働・年収4万ドルから、週4時間労働・年収4万ドルという、『ニューリッチ』になった、著者のティモシー・フェリス(ティム・フェリス)は、世界中のミレニアル世代の働き方に影響を与えています。
そんなティムの最高傑作とも言える作品が、『「週4時間」だけ働く。』です。
世界的ベストセラーとなった『サードドア: 精神的資産のふやし方』のアレックス・バナヤンも、本書の影響を受けて、平凡な日常から抜け出し、ベストセラー作家へと転身しました。
がむしゃらに働き、年収を自慢し、高級車を自慢するのはもう古い。
先送りの人生プランを捨てて、『今』を生きるための方法とは?
本書からは、世界中のミレニアル世代が目標としている、『ニューリッチ』という人生を学ぶことができます。
知的好奇心 | |
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新規性 | |
総合評価 |
ネタバレ注意
Contents
幸福の反対とは?
幸福という言葉の対義語はなんだと思いますか?
- 不幸?
- 痛み?
- 苦しみ?
- 憎しみ?
ティムは全く別の角度から、幸福の対義語を規定しています。
僕は本書を読んだ瞬間、『たしかにその通り!』と、目から鱗が落ちました。
もう一度お聞きします。
幸福という言葉の対義語はなんだと思いますか?
その答えが、本書にはあります。
あなたにとって起こりうる最悪の事態とは?
赤のBMWに乗っている剥げたメタボ中年になることは
身の毛もよだつほど恐ろしい。
ティムは本書でこう語っています。
この意見に賛同できる人は、迷わず本書を読みましょう。
もしもあなたが、『高級車に乗って自分の年収を自慢したい』という、“従来型のリッチ”に憧れているのであれば、この本はおすすめできません。
ティムとは根本的に価値観があいません。
しかし・・・
- 稼ぐことよりもコンテンツを創ることが楽しみ
- お金よりも楽しいことがしたい
- 生活はミニマルでいい
- ストレスが最も嫌い
- 年収自慢体大会からはおさらばしたい
と考えているのであれば、きっとティムは、あなたに気付きを与えてくれるはずです。
週4時間で年収4万ドルの具体的な方法
本書のすごいところは、ティム自身が行った『週4時間で年収4万ドル』の具体的な方法が、細かく記されていることです。
ただ理想論を語っているだけではなく、『こういうアプローチで労働時間を減らした』とか、『こういう方法で〇〇ドルを稼いでいる』などという方法が、赤裸々に語られています。
本書に書かれたアドバイスを実行したとしても、誰もがティムのようになれるわけではありませんが、『今を生きる』彼ように、幸せな人生を手に入れるためのヒントとなることは間違いありません。
ニューリッチになるために『すべきこと』『しないこと』
労働のために生きるという人生から開放されて、自由かつ幸せに生きるためには、『すべきこと』と『しないこと』を明確に区別する必要があります。
たとえば、年収3000万円で週休3日であったとしても、その場から離れられないという仕事(代替不可能な自営業など)であれば、それはニューリッチとはいえません。
ニューリッチになるには、どこででも必要な稼ぎを得ることができるシステムを創り上げる必要があります。
そのために必要な『すべきこと』と『しないこと』のリストを、ティムが用意してくれています。
『週4時間だけ働く』は新たな世界への旅立ち
新たな世界、新たな価値観を手に入れて、もやもやした日常から抜け出してみませんか?
ティムが書いた本書に人生を変えられた人は、世界中に存在します。
- おじさんたちの価値観が嫌い
- 好奇心が強い
- 自分で何かを創りたい
- クリエイティブに生きたい
- 自由に暮らしたい
こんな“イマドキ”の価値観を持つあなたには、この本は良きバイブルとなるでしょう。
本書に描かれる新しい世界は、ぜひともご自身の目でお確かめ下さい。
ミレニアル世代にはこちらもおすすめ
ティムの影響をうけた、アレックス自身の物語がサードドアです。
何の変哲もない学生だったアレックスが、ティムの影響を受け、『週4時間だけ働く』に書かれたことを実行することで、ビル・ゲイツやレディー・ガガと面談するまでに成長するという、非常に面白いストーリー(実話)です。
