
投資家みたいに生きろ
藤野英人(ひふみ投信)
本記事では、『投資家みたいに生きろ』を読んだ個人的な感想を記載しています。
これまでに藤野さんの本を読んだことがある人も、そうでない人も、非常に勉強になる一冊です。
投資家の思考を手に入れ、将来の不安から開放され、幸せな人生を創りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
ネタバレ注意です。
人生が変わる | |
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読みやすさ | |
投資家向け | |
コスパ |
投資家の思考とは?
著者の藤野英人さんは、レオス・キャピタルワークスの代表であり、『ひふみ投信』の運用を行っているファンドマネージャーです。
ファンドマネージャーというのは、顧客の“大切なお金を預かり”、そのお金を運用することによって利益を出すのが仕事です。
お金を運用して利益を出すためには、『投資』をする必要があります。
藤野さんはまさに、『投資家の中の投資家』であるといえます。
そんな藤野さんが、投資家の思考を教えてくれるのが本書です。
希望を最大化せよ!
まずはじめに、本書は『投資本』ではありません。
ウォール街のランダム・ウォーカーやピーター・リンチの株で勝つなどのように、投資のノウハウが記載された本ではありません。
投資関連書籍を希望する個人投資家さんはご注意下さい。
本書はビジネス書であり、『自己成長』や『マインドセット』などについて書かれています。
そんな本書の中でも重要なキーワードとなるのが、『希望を最大化せよ』ということです。
失望を最小化する社畜にはなるな!
人間は、未来への希望を最大化するタイプと、将来への失望を最小化するタイプに分かれます。
多くの人は、「失敗したくない」、「現状を維持したい」という考えから、『失望を最小化する選択』をします。
しかし…それでは…人生はあまりにも退屈です。
失敗はないが成長もない、ドキドキすることやエキサイティングなこともない。
これは本当に幸せな人生なのでしょうか?
一般的なサラリーマンとして『失望を最小化する道』を選ぶと、その先に待つのは『社畜』です。
- たとえ社畜でも失敗するよりはマシ
- 会社の言いなりになれば、とりあえず給料はもらえる
日々の小さな選択において、『失望を最小化する道』を選び続けると、このような“The 社畜”的な思考にたどり着いてしまいます。
将来や未来への漠然とした不安があったとしても、『希望を最大化する』ことでしか、真の幸福は手に入れることができません。
どうすれば投資家的な思考になれる?
根底から考え方を変えないと、不安に取り憑かれて、ますます萎縮してしまう。
藤野英人・投資家みたいに生きろより
- 見に見えない資産に投資せよ
- 自分の市場価値の高め方
- 惰性に勝つための魔法のコトバ
- 投資家の視点とは?
- 投資家流のアウトプット
- 投資家の学びの真髄
- などなど・・・
本書では、投資家的な思考を手に入れて、主体的に人生を創り上げるためのノウハウが紹介されています。
投資家の思考を身につけ、『未来からの恩返し』をもらいたいという方は、ぜひ本書をお手にとってお読み下さい。
あなたがすべき最初の投資は…
『本書を読む』ことなのかもしれません。