本日はMetaピクセルの使い方について私の考えを書いてみたいと思います。
Metaピクセルは使いまわした方が良い?
様々な商品の広告を出す場合に、気になる方がいらっしゃると思います。
ピクセルは商品ごとに作ったほうが良いのかそれとも、使いまわしでOKなのか
実際私もそれが気になって、過去に調べたり色々聞いたりしたことがありました。
現在の私の考えでは、ピクセルは分けたほうが良いと思います。
その理由を書いていきますね。
ピクセルを分けた方が良い理由①
それぞれのLPごとにイベント設定をしたほうが良いから。
広告を運用するにあたり、LP上でイベント設定はやったほうが良いです。
(例えば、LINEボタンを押されたら「登録完了」のイベントを発火させるなど)
このイベント設定はピクセルごとに行いますので、同じピクセルを使いまわしてしまうとイベントがどこで発火しているかわからなくなる可能性もあります。
1ピクセル=1イベント設定する
なので、特に同時並行で広告を運用する際には別々のピクセルを作ってそれぞれでイベント設定しましょう。
ピクセルを分けた方が良い理由②
カテゴリーが違う商品に同時に埋め込むとMetaの機械学習に影響を及ぼしてしまい、パフォーマンス低下に繋がる可能性もあるから。
例えば、キャンプ用品とコスメのそれぞれのLPに同じピクセルを埋め込んで広告運用するとターゲットが違うので、AIの学習に影響を与えてしまう可能性もあります。
同じような商品であっても、こういったパフォーマンス低下に繋がらないようにピクセルを分けたほうが良いと思います。
以上が私の考えではありますが、「ピクセルを使いまわしたほうが実績がたまってパフォーマンスが良くなると聞いた」と仰る方もおられます。
しかし、ピクセルというのは広告の効果を計測するためのタグです。
ここにデータがたまればたまるほど、広告の効果が上がるというポイントカード的なものではないです。
ピクセルを”活用して”、各広告セットレベルで学習が進んでいきますので、ピクセルを使い回したほうが良いということもないと思います。
もちろん同じ商品の別LPでしたら同じピクセルで全く問題はないですし、むしろそのほうが良いと思いますが、商品が異なる場合にはピクセルを分けるのが良いと私は思います。
参考になれば幸いです!