LP作ってますか!?
クライアントでこんな感じの事例がありました。
こういう流れってよくあると思います。
お金かけてかっこいいLP作ったのに全然サービスが売れなくて、「広告ダメじゃん」ってなっているクライアントも多いです。
でも実際は、「広告がダメなんじゃなくて、LPの相性が悪い」という状態です。
決して良いデザインのLPが悪いというわけではなく、サービスや広告、オーディエンスとの相性の問題です。
ってことで今回は、LPのABテストの重要性をお話します。
- 店舗オーナー
- LPデザイナー
- LPライター
- 広告運用者
- などなど
LP作ってWEB広告しようと思ってる方におすすめな内容です。
ご質問やリクエストがある方はお気軽にメッセージ・コメントください。
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【AI解説】そもそもLPとはなにか?
LPについて基本をおさらいしましょう。
知ってる方は読み飛ばしてね。
LP(ランディングページ)は、ウェブマーケティングにおける重要な要素で、特定の製品、サービス、キャンペーンなどに関する情報をユーザーに提供する専用のウェブページのことを指します。LPの主な目的は、ウェブサイト訪問者をリード(潜在的な顧客)や顧客に変換することです。
以下に、LPの主な役割について詳しく解説します:
- 集客とリード獲得:LPは、特定のオファーや製品、サービスについて詳細に説明するために設計されています。訪問者がページを訪れたとき、強力なコール・トゥ・アクション(CTA)と組み合わせて、そのオファーや製品、サービスへの関心を深め、リードとして獲得することを目指します。
- 製品やサービスの説明:LPは、製品やサービスの詳細を訪問者に伝えるための場所でもあります。特定の製品の特徴、利点、価格、使い方などを詳しく説明し、訪問者が製品やサービスを理解し、購入する決断を下すのを助けます。
- ブランド認知度の向上:LPは、企業のブランドをアピールするための重要なツールでもあります。LP上で独自のブランドメッセージや価値提案を強調し、企業のブランドイメージを強化し、認知度を向上させます。
- データ収集:LPは、訪問者の情報を収集するためのツールでもあります。訪問者にフォームを記入させることで、その人の連絡先情報や興味、需要などを収集し、今後のマーケティング活動や製品開発に役立てます。
- コンバージョンの最適化:LPは訪問者を顧客に変換するための最適化を行う場所でもあります。訪問者の行動を追跡し、A/Bテストを行うことで、より効果的なデザインやメッセージ、CTAを見つけ出し、コンバージョン率を改善します。
以上のように、LPはウェブマーケティングにおける重要な役割を果たし、企業のオンラインでの成功に寄与します。
どんなLPを作るべきか?
LPには相性があります。
- 広告との相性
- サービスとの相性
- ターゲットとの相性
上記画像はLPというよりアイキャッチなのですが、この画像は「抽象的なイメージ」だけを訴求しており、肝心な製品が全く見えません。
この画像(LP)から何を売りたいのかがわからないという感じです。
この感覚がとても重要です。
確かにデザインもいいし、なんとなく女性にうけそうな「おしゃれなくすみカラー」を使っています。
しかし、それだけです。
アートとしては成立しているかもしれませんが、LPとしては成立していません。
LPはわかりやすく作ろう
こちら湘南美容外科のホームページ(左)とメンズ二重整形LP(右)です。
ホームページのファーストビューには、「湘南美容外科がいかに大手なのか」ということが訴求されています。
一方、メンズ二重整形のLPには、「とにかく今すぐLINEで25000円オフのクーポンを獲得しよう」といった導線が作られています。
かっこいい二重を作りたいという男性であれば、「せっかくなら25000円のクーポンもらっておくか」と考えるのではないでしょうか。
LPを見て、「湘南美容外科ってどうなんだろう?怪しくないのかな?」って感じた方がホームページ(左)に来た場合、とっても安心できるような作りになっていますよね。
これがWEBでサービスを売る際の理想的な導線です。
LPはABテストをしましょう
ここが今回の本題です。
LPは作って終わりではなく、「より効率的になるようにテストを繰り返す」ことが重要です。
売上を上げるためにはLPのデザインってどうしたらいいですかね?
こんな感じの質問はめっちゃ多いのですが…いつも僕は「わかりません」って答えます。
マーケティングとかブランディングって正解がひとつではないので、「こうすれば売れる」みたいなのがないんですよ。
だからこそABテストです。
答えは市場(マーケットやターゲット)だけが知っていると考えておいたほうが良いと思います。
「こんな感じでどうだろう?」っていうLPを作ってみて、それを実際にリリースしてテストしてみる。
そしたら次はバージョン2を作って実際にリリースしてみる。(見出しを変えるなどのマイナーチェンジでもOK)
それを繰り返して、より効率的かつ効果的なLPを作り続けることが重要です。
テキストひとつでLPの印象はかわる
上記画像はふたつとも同じ素材を使っています。
左は「このリップを使用しています」っていうのをダイレクトに示しており、右は抽象的な漢字を載せています。
どちらが良いということがわからないので、考えるのではなく実際にふたつとも試してみるっていうのが重要だと思います。
LPを外注する際の注意点
LPはデザイナーさんに依頼して作ってもらうっていうのが基本になるかと思います。
その際に注意したいのは、「1回で100点満点は絶対に出ない」っていうことです。
絶対なんていう幼稚な言葉は使いたくありませんが、100点満点のLPというのはありえません。
100点になるようにテストを繰り返し続けるというのが正しいです。
そのため、「高額な費用でLPを1個作る」よりも、「ほどほどの値段のLPを3個作る」ほうがおすすめともいえます。
もちろん、自社内でLPを修正できるかどうかとか、既に使用しているLPのクオリティなどによっても変わるかと思いますが。。。
「10万円のLPでは売れなくて、100万円のLPであれば売れるか」といえばそれは違う!って感じです。
自社でさわれるようにLPを作ってもらうのもあり
最近ではノーコードツールも進化しているので、htmlとかcssとかがよく分かってなくても、直感的にLPやサイトを構築することもできます。
最初から「自社でさわれるようにデザインしてもらう」というのもありな方法です。
html/cssで納品されたものを自分たちで修正するっていうのはなかなか難しかったりしますので、ノーコードツールを使って作ってもらうのもおすすめです。
ペライチやCanvaなどが使いやすいと思います
アフターフォローつきでLP作りをするのもあり
デザイナーさん側として考えてみたら、「アフターフォロー付きのサブスクプラン」を作るのはありだと思います。
- マイナーチェンジなら月2回まで可能な月額プラン
- 広告クリエイティブを作り放題の月額プラン
- 3ヶ月に1回新しいLPのリニューアルが可能なプラン
- などなど
LP1枚〇〇円以外のサービスプランを作ることで、デザイナーとして新しい事業を始められるようになるかもしれません。