今日はMeta広告の配信ステータスに「おすすめ1件」と出てくる表示について解説したいと思います。
これは適応したほうが良いのかについても書いてみますね!
上のスクリーンショットのような感じで、アクティブの下に「おすすめ」と表示が出ていることがあると思います。
恐らくこのおすすめ内容は広告によって違うと思いますが、「標準エンハンス」に関するおすすめが多いと感じました。
標準エンハンスとは?
この標準エンハンスとは、
・①メディアエンハンス
・②広告レベルの構成上の変更
これら2つの機能をまとめたものです。
広告の複数のバリエーションを自動で作成し、それぞれの利用者が最も反応しそうなものを予測して、パーソナライズされたバリエーションを表示します。
(引用:Advantage+ クリエイティブの標準エンハンスについて)
メディアエンハンスとは?
①画像の明るさとコントラストを調整:
画像の明るさとコントラストを調整します。
②アートフィルターをメディアに適用:
フィルターを適用して、色温度をシャープ化・調整したり、ビネットや放射状ぼかしを加えます。
③アスペクト比を変更:
画像のオリジナルバージョンとトリミングバージョンの中から、パフォーマンスの向上をより期待できるものを表示します。
④フィード画像にテンプレートを追加:
さまざまなテンプレートを使用して、画像がフィードの配置に合うように調整します。
画像の色味やコントラスト、更にアスペクト比までAIで変えるね!という機能です。
商品の色味を変えられたくない場合や、コーポレートカラーの見え方を変えられたくない場合には、適応しないほうが良いです。
広告レベルの構成上の変更とは?
①ラベルを追加:
ビジネスにとって有利なFacebookページ上の要素(「いいね!」や評価など)を強調するラベルを追加します。
②関連性の高いFacebookコメントを表示:
最も関連性の高いFacebookコメントが広告の下に表示されます。
③テキストの組み合わせ:
設定したテキストはメインテキスト、見出し、または説明として表示される可能性があります。
特定の広告配置用に編集されたテキストは、それ以外の配置用のテキストと入れ替えられることはありません。
こちらに関しては、Metaがパフォーマンスが向上しそうな見せ方をしたりテキストの組み合わせを自動で変更したり
するものです。
テキストの配置にこだわりがある場合には、適応しないほうが良いですね。
ということでまとめると、このおすすめを適用した場合には、クリエイティブの色味、アスペクト比、テキスト構成などが個々のユーザーによって変えられるということです。
私は標準エンハンスされたくないので、このおすすめはいつも適用していませんが、CPA改善に寄与する可能性もあります。
「おすすめ」と出ているから、とりあえずよくわからないからやってみる!という状況にならないようにお伝えしてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!