WebデザイナーやWebライターが案件を獲得するためには、ポートフォリオや実績が必要になります。
私はこれだけのことができる!と証明するためのものがポートフォリオです。
ということは…
実績がないと仕事(案件)が取れないってことになります。
困りましたね…
案件を取らないと実績が増えない
実績がないと案件が取れない
ってことで、今回はこのスパイラルを抜け出す方法をご紹介します。
結論:オフラインの力を使おう
ご質問やリクエストがある方はお気軽にメッセージ・コメントください。
企業のマーケティングやDX支援、Webフリーランスのコミュニティ運営などをやっています。
どうぞお気軽にご連絡ください!
【超基本】そもそも案件とは何か?
「案件」とは、ビジネスの世界で使われる用語で、特定の仕事の具体的な内容やタスクを指します。
フリーランスとして働く人々にとって、「案件」は企業や個人から受ける依頼を指します。依頼の内容は極めて多岐にわたり、ウェブサイトの設計や開発、プログラミング、アプリ開発、コンテンツ制作、SEO対策、デジタルマーケティングなど、多種多様なWeb関連作業が含まれます。
また、案件の規模もさまざまで、一時的な小さなタスクから長期にわたる大規模なプロジェクトまでを含みます。
小さな案件や低単価の案件で実績を積むことが重要です。
まずはスライムやゴブリンを倒して経験値を積む。
そんな感じです。
【オフライン型/オンライン型】案件の種類による違い
案件はその実施形態によって、オフライン型とオンライン型の2つに分けることができます。
オフライン型の案件は、具体的にはクライアントとの対面での打ち合わせが必要だったり、クライアントのオフィスや特定の場所での作業が求められるものを指します。
一方、オンライン型の案件は、全てのコミュニケーションや作業がインターネット上で行われるものを指します。
メール、ビデオ会議、チャットなどのツールを使ってクライアントと連絡を取り合い、自身のパソコンを使って作業を進めます。
Web系フリーランスの場合、より多くの案件がオンライン型で、自分の自由な時間に、好きな場所で働けるという自由度が魅力となります。
【ポイント】オフラインには宝が眠っている
Web系フリーランス=オンラインと考えている方は多いですが、実は「オフラインにこそチャンス」があります。
- 月1回オフィスに来れる
- 特定の場所で撮影ができる
- 直接インタビューができる
- オフラインイベントに出席できる
- などなど
オフラインでも動けるWeb系フリーランスは強いです。
オフライン作業もできます!
というだけで案件の幅を広げることができます。
フリーランスの案件獲得のパターン
フリーランスが案件を獲得する方法は多種多様ですが、主に以下の3つのパターンがあります。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、企業が自社の業務を一般の個人に外注することを指します。
インターネットを介して、特定のスキルを持ったフリーランサーを見つけて業務を委託する方法です。依頼はクラウドソーシングサービスのウェブサイトに掲載され、登録しているフリーランサーが応募します。
フリーランサーにとっては、自分のスキルに合った依頼を見つけやすく、また新たなスキルを試す良い機会にもなります。また、クラウドソーシングサービスを通じて依頼を受けるため、支払いのトラブルを避けることができます。
SNS
SNSを活用すると、自身のスキルや作業結果を広く世界にアピールすることができます。
作品を公開したり、自身の知識を共有したりすることで、自然と関心を持った人々からの依頼を受けることができます。
LinkedInやTwitterなどのプラットフォームを使って、同業者やクライアントとのネットワークを構築することも可能です。
リファラル(クチコミ・人脈・紹介)
「口コミ」や「人脈」を通じた案件の獲得方法です。
これまでに提供したサービスの質が良かった場合、クライアントから直接新たな案件を依頼されることもありますし、満足したクライアントが他の人にあなたを推薦することもあります。
また、フリーランス同士で仕事を紹介し合うこともあります。
これがめちゃくちゃ重要です。
知り合いのサイト制作から始まって大きな制作会社になった人もいます。
無料モニターみたいな企画をやってみよう
などのキャンペーンや企画を行うことで、実績を積むことができます。
無料で制作するなんて…っていう考え方もあると思いますが、これは立派な「広告宣伝費」という投資です。
エステサロンでも、自動車メーカーでも、製薬メーカーでも、「無料(むしろお金を払って)サービスを体験してもらう」ということをやっています。
フリーランスはビジネスをする必要があります。
「投資」的な感覚をもって動きましょう。
会社員であれば「誰か」が考えてくれている「将来の利益」のことを
自分で考えるのがフリーランスです。
フリーランスが直接契約する際の注意点
フリーランスになったばかりの方は、「クラウドソーシング」で案件を獲得するのがおすすめです。
手数料は必要になりますが、直接契約によるリスクを回避できます。
秘密保持契約(NDA)
契約には多くの法的要素が関与します。
特に重要なのが秘密保持契約(NDA)です。
これは、クライアントの情報を第三者に漏らさないことを約束する契約です。
フリーランスとして活動する際には、この秘密保持契約が非常に重要になります。
契約書のリーガルチェック
契約に署名する前に、その内容を理解し、自分の利益が保護されていることを確認することが重要です。
専門的な法的知識がない場合、法律家に契約書をチェックしてもらうのも一つの方法です。
リーガルチェックは結構お金かかります。
リーガルチェックを弁護士に依頼する場合に必要な費用は、契約内容や会社の規模、どの弁護士に依頼するかによって変わりますが、相場は1件あたり5~15万円程度です。
‐マネーフォワード
初心者フリーランスはできるだけ直接契約を避けよう
クラウドソーシングサービスを使わずに直接契約を行う場合、支払いの遅延やキャンセルなどのリスクもあります。
リスクを避けるためにも、契約条件の明確化や、途中支払いの導入など、予防策を講じることが大切です。
Web系フリーランスとして活躍するためには、多角的な視点で案件を獲得する能力が求められます。
自分のスキルを最大限に活かし、多種多様な方法で案件を見つけ出すことが成功の鍵となります。
お金が振り込まれないリスク以上に
自分が知らない間に大きな契約をしてしまっているリスクが怖いです。